北信濃は飯山市富倉で「新蕎麦まつり」が
11月13日開催されました｡
ここの蕎麦は､100％の地の蕎麦粉に「ｵﾔﾏﾎﾞｸﾁ」と
呼ばれるﾔﾏｺﾞﾎﾞｳの葉の繊維をつなぎにした
香り高く喉ごしのよいお蕎麦です｡
ぬか屋として推薦の一品です｡

富倉活性化ｾﾝﾀｰ前広場でのｲﾍﾞﾝﾄのﾚﾎﾟｰﾄです｡

会場に近ずくにつれ､建て看が目立ってきました｡

会場は､富倉小中学校跡地で､開会前から地域内外の車が一杯でした｡







産地の農産物の直売ｺｰﾅｰは､品物を並べている傍から売れて
ゆきました｡





富倉の手打ち蕎麦のｺｰﾅｰは､常に20名位の行列でしたが､
並んだ甲斐のある蕎麦をいただきました｡






私にとってこのｲﾍﾞﾝﾄの楽しみは､ｵﾔﾏﾎﾞｸﾁをつなぎとした､富倉蕎麦地粉100％の
蕎麦打ち実演､体験そして試食でした｡

蕎麦粉のつなぎのｵﾔﾏﾎﾞｸﾁです｡



ﾚｼﾋﾟは 富倉そば地粉 １Kｇ
　　　　　水 500～600cc
ｵﾔﾏﾎﾞｸﾁ 3～5g
こね鉢に地粉を入れ､熱湯で煮たｵﾔﾏﾎﾞｸﾁを入れ
良く混ぜ､馴染ませます｡





水を少しずつ注ぎ､40分位良くこね､丸くなる様に形を整え､
表面がすべすべしたら完成です｡





こね上げた蕎麦をのし板の上で麺棒で延ばします｡


更に麺棒に巻きつけ､打つ様に薄く延ばしてゆきます｡
１Kｇの粉で直径１ﾒｰﾀｰ以上延ばすそうです｡








薄く延ばした蕎麦を30分～1時間程和紙の上に放置し乾かします｡
乾燥が不十分だと切った蕎麦どうしがくっいてしまう原因に
なるそうです｡
乾いたら打ち粉を振りのした蕎麦を15cm程の幅にたたみ
切ります｡












そして試食です｡
こね、打ち､切りと体験した蕎麦を持って早速
調理場にゆき､さっと茹でてもらました｡






始めの一口は水蕎麦(素のまま)で､二口目からたれでいただき
2度楽しみました｡

帰りに粉を分けて頂きました｡
暮れまで持つとのことですので､保存を良くして年越し蕎麦を
『手打ち麺処 ぬか屋』として頑張ります｡